24:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:58:52.09 ID:G4Ne6utAO
杏奈「…………それでね? 杏奈、百合子さんが今まで何をしてたのか……教えて欲しいな、って……」
百合子「あっ、そうだよね。実はね……」ゴソゴソ
杏奈(そう言うと百合子さんは肩から下げていたカバンをまさぐる)
杏奈(なんだろう……)
百合子「今日一日、杏奈ちゃんへのプレゼントを用意してたんだ。……こんなにギリギリになるなんて思ってなかったけど」ゴソガサ
杏奈「わぁ……」
百合子「ーーというわけで、これっ。ギリギリまで手直ししてたら、こんな時間になっちゃったんだけど」
杏奈「これって……」
杏奈(百合子さんがカバンから取り出したのは、原稿用紙の厚い束。何度も文字を消して書き直した後が見て取れた)
杏奈「小説……? もしかして、百合子さんが書いたの…………?」
百合子「う、うん。文学少女だから、日頃の感謝を伝えるために筆を持ってみたんだ」
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