6:名無しNIPPER[saga]
2017/05/31(水) 21:35:48.03 ID:3uv3ojMy0
「さっ、佐久間さん!」
「はい」
男の人は、少し上擦った声をあげました。
顔は赤くなって、足はかすかに震えています。
もしかして、 告白 ?
こんな経験も何度もしていますから、特に恥ずかしい、
うれしい、という気持ちにはなりません。
「まゆ・・・さん」
男の人は、もじもじとして言葉がつづきません。
そういえば、この人は休日の昼に、何をしている人なのでしょう。
就活、というほど若くもなさそうだけれど・・・。
「えっと、その・・・・佐久間まゆさん」
「はい。まゆに惚れましたかぁ?」
少しじれったくなって、まゆは男の人に聞きました。
すると、男の人は分かりやすく動揺しました。
「いや! その惚れたっていうか、
その・・・いや確かに惚れた。
うん、惚れた。俺は君に惚れた! 一目惚れだ!!」
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