【ガンダムSEED DESTINY】シン「フリーダムは敵じゃない」
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205: ◆BRRGNconG6[saga]
2017/06/07(水) 17:05:56.57 ID:9DGPBiv70
レイ「まずは貴様からだ…裏切り者のアスラン・ザラッ!!」

ストライクフリーダムの翼から放たれた八基のドラグーンが、
一瞬のうちにレジェンドを取り囲み、その砲塔から光の矢を放つ。
光の矢は交差し、蜘蛛の巣の如く、搦めとるもの全てを斬り刻む死の網を形成する。

アスラン「ええいっ!」

ブースターを噴射させ、強引にそれを回避するレジェンド。
強烈なGがアスランの身体をシートに押し付け、打ちひしぐ。

アスラン「ぐうっ…!」

キラ「アスランッ!!」

尚も追撃をかけるレイを、キラのフリーダムが遮った。

レイ「邪魔をするか…キラ・ヤマト!!」

キラ「僕の名を知っている…!?」

レイ「だが…無駄だ」

レイ「"貴様のフリーダム"と"俺のフリーダム"…どちらが強いのか、知らないはずはないだろう?」

キラ「くっ…!」

嘲るように嗤うレイに、キラは歯噛みする。
インパルスやセイバーを凌ぐ性能を誇るフリーダムは、間違いなく強力な機体である。
だが目の前にいるのは、そのフリーダムですら足元にも及ばない、圧倒的な存在。
それは、ストライクフリーダムの開発に携わったキラ自身が、誰より理解していたことだった。


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