提督「秋月、手を出してくれ」
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66: ◆DaDaZF1cqw[saga]
2017/06/06(火) 01:36:21.68 ID:2BogwIJTo

――

翔鶴「ないですねぇ」

提督「はぁ……はぁ、ない、なぁ」ゼハー

翔鶴「お疲れですね」

提督「お前が、棚もソファーもっ、動かして調べようなんて……はぁ、言うからだろうに」フゥ

翔鶴「それにしても提督は体力が無いですよね、もう少しトレーニングでも……」

提督「艦娘と比べないでくれ、俺は書類仕事だって大量にあるんだぞ……ほぼそれしか無いんだけど」

翔鶴「そうですけど……しかしありませんでしたね」

提督「だなぁ、誰かが持ち出したか俺が持ち出してどこかに置いてきたか」

翔鶴「心当たりはありますか?」

提督「あるわけないだろう、あったらとっくに探しているんだから」

翔鶴「手詰まりですかねぇ、執務室によく出入りしている人に聞きに行ってみましょうか」

提督「出入り……している子は多すぎるぞ、絞り切れない」

翔鶴「では特に多い人は?」

提督「秋月」

翔鶴「ですよね、秋月さん以外に」

提督「それは翔鶴だろう」

翔鶴「……なるほど、では秋月さんと私以外に何人か」

提督「そんなに把握しきれている訳では無いんだぞ……任務の関係で大淀は良く出入りする、装備関係で明石も」

提督「あとは、青葉……金剛とおまけの姉妹達ぐらいか」

翔鶴「あまり疑りたくは無いのですが、青葉さんは怪しいですね」

提督「いや待て、青葉は確かに怪しい行動も多いが人の物を無断で持ち去るような奴じゃない、勿論他のやつもそうだと言いたいが」

翔鶴「盗み聞きをしては言いふらすような人ですが物は盗みませんからそうですね」

翔鶴「となると明石さんか、金剛さん?」

提督「規律を重んじる大淀はそんな事はしないし、可能性が拭い切れないのはその二人か? だが俺は二人を疑いたくないぞ」

翔鶴「では疑うことがなくなるように潔白を証明しに行きましょう」

提督「おう……ん?」



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