52: ◆DaDaZF1cqw[saga]
2017/06/04(日) 20:58:05.18 ID:bBnPcbE8o
提督「何でそんな事俺が…………いや、もうこんな時間だ、手を動かそう」ペラ
翔鶴「話を逸らすのですか?」
提督「そんなつもりは無い、ただ仕事が進まないだけだ、翔鶴も手を」カキカキ
翔鶴「秋月さんの事好きなんですか?」
提督「っ」ガッ
翔鶴「やはりそうなのですか」
提督「さっきから何なんだっ、突然仕事の邪魔でもしたくなったか?」
翔鶴「何なのかは提督の方です!」ガタッ
提督「な、なんだ、どうして怒ってるんだよ」ビク
翔鶴「私は話を逸らさずにしっかりと答えて欲しいだけです」
提督「なんで」
翔鶴「答えてください」
提督「…………」
翔鶴「…………」
提督「翔鶴は、秋月が来た時の事を覚えてるか?」
翔鶴「……はい、渾作戦での功績を讃えられてこの鎮守府に配属されたのを記憶しています」
提督「その時から、秋月はいつも笑うんだ」
提督「何かをしてもらったり、物を貰ったり、秋月はその度に必ずよく笑うんだよ」
提督「もう何かを貰うって事がとにかく嬉しいんだろう、ましてや何かをあげる時もそれはよく笑う」
提督「それぐらいなら誰でも、と思うかもしれないが秋月の笑顔はちょっと違った」
翔鶴「違う?」
提督「あぁ、多分それは本物だからなんだと思う」
翔鶴「本物ですか、心から笑っているとかでしょうか……でもそれは」
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