1: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:51:32.99 ID:TIjUaz8L0
書き溜めあり
今回妙に長い
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2: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:52:00.08 ID:TIjUaz8L0
モバP「この日の撮影……どうしても手が足りませんね」
ちひろ「ええっと、うーん……都合がつきそうな人は居ないですよね」
モバP「そうなると短期のバイトでも雇いますか」
3: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:52:25.58 ID:TIjUaz8L0
モバP「ただいまー」
桐野アヤ「おう。おかえり」
モバP「飯作るから待っとけ」
4: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:52:59.30 ID:TIjUaz8L0
アヤ「あー、腹いっぱい」
モバP「食べてすぐ横になると太るぞ」ゴロン
アヤ「そんな簡単に太るようなぬるい鍛え方はしてないっての」
5: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:53:30.90 ID:TIjUaz8L0
モバP「いやぁー……だってなあ?」
アヤ「似合ってないのはわかってるよ。別にいいだろ」プイッ
モバP「拗ねるな拗ねるな。撮影会だっけ? があるまで押入れに入れてちゃダメか?」
6: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:54:00.62 ID:TIjUaz8L0
アヤ「全く……扱い方がわかってねーなー……」
アヤ「もっと大切にするもんだろうがよ……」
アヤ「人形のことだからな……本当に」
7: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:54:43.37 ID:TIjUaz8L0
モバP「おい! なんで俺押入れの中で寝てるんだよ!」
アヤ「あんたが場所とってたからだけど?」
モバP「いや、その心底不思議みたいな顔やめてくれよ……」
8: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:55:20.26 ID:TIjUaz8L0
モバP「アヤ、今日はどこか出かけるか?」
アヤ「あー、せっかくの東京旅行だしな。観戦とドール撮影会だけじゃもったいないだろ」
モバP「そうか。あまり遅くなるなよ」
9: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:56:04.68 ID:TIjUaz8L0
アヤ「こりゃ参ったな……」
アヤ「遊びに行こうにも撮影会の参加費にボクシングのチケット、移動費……」
アヤ「ていうか東京の物価高すぎるよな」
10: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:56:33.22 ID:TIjUaz8L0
モバP「なんだそりゃ。弾丸ツアーで飛び出してお金足りないのかよ」
アヤ「う、うるさいな。思ったよりいろいろ高いんだよ」
モバP「計画的に使えよ。はい、お小遣い」
11: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:57:00.72 ID:TIjUaz8L0
アヤ「ところでさ、今日の飯はどうだった?」
モバP「美味しかったけど、あれアヤが作ったのか?」
アヤ「そ、そうだよ! 文句言われたから見返してやろうと思ってな!」
12: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:57:43.83 ID:TIjUaz8L0
ちひろ「桐野さんですね。今日はこちらの皆さんと神谷さんについて貰います」
アヤ「おわっ、神谷奈緒に会えるのか」
スタッフ「よろしくね。基本は他のスタッフの指示通りにしておけばいいから」
13: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 00:59:33.29 ID:TIjUaz8L0
メイク「スタッフさん? よろしくね」
アヤ「はい! よろしくお願いします」
メイク「とりあえずこのあたりのものを控え室に運んで貰えるかしら」
14: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 01:00:08.56 ID:TIjUaz8L0
メイク「それじゃあ奈緒ちゃん、始めますねー」
奈緒「おうっ! か、可愛く頼むな!」
メイク「はーい。ね、スタッフさん。ハンガーラック運んできて貰える?」
15: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 01:00:42.85 ID:TIjUaz8L0
スタッフ「お疲れさん。撮影始まったら撤収まで少し楽だよ」
アヤ「うす……にしてもアイドルって凄いっすね」
スタッフ「ああ、雰囲気変わるよね。神谷さんは特に顕著だからなぁ」
16: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 01:01:15.81 ID:TIjUaz8L0
ちひろ「今日はお疲れ様でした。また機会があればよろしくお願いしますね」
アヤ「こちらこそ、お疲れ様でした」
ちひろ「今日の分のお給料です」スッ
17: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 01:01:46.81 ID:TIjUaz8L0
アヤ「地元の倍近く貰えちまったぜ……どうしよ……」
アヤ「これなら後1、2回やれば十分だな」
アヤ「…………無駄遣いは……いや」
18: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 01:03:37.47 ID:TIjUaz8L0
アヤ「どうだろ……いや、アタシには似合わない……けど」
アヤ「……めっちゃくちゃカワイイよな! お前の分の服見て一度似たようなの着たいと思ってたんだよー!」
アヤ「なあ! どうだろ! アタシも人形みたいにフリッフリでカワイイかな?」
19: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 01:04:24.78 ID:TIjUaz8L0
アヤ「その……さっきはごめん」
モバP「なんも見てないからいいよ」
アヤ「……なんかそれも腹立つな」
20: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 01:04:51.60 ID:TIjUaz8L0
ちひろ「それで、その子に連れまわされて寝不足なんですか?」
モバP「ええ、まあ」
ちひろ「はー、やだやだ。私昨日は飲み会でしたしそんな話聞かされても羨ましくなんかないですよー」
21: ◆eF6RWyN1IM[saga]
2017/05/31(水) 01:05:29.35 ID:TIjUaz8L0
ちひろ「しっかしプロデューサーさんがそんなに褒める程かわいいならスカウトすれば良いじゃないですか」
モバP「昔っから男勝りな子で……カッコ良い服装なら来てくれるんですけど」
ちひろ「美玲ちゃんとか悠貴ちゃんみたいなのはどうでしょうか?」
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