みほ「フリースタイルバトル?」
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99:名無しNIPPER[saga]
2017/05/30(火) 02:22:51.65 ID:CoaWBJ6Zo

【2階席】

客A「お、おい……なんかあの一角すごくねぇか?」

客B「ああ、近寄りがたすぎるぜ……椅子にテーブルにティーセットに……クラブに相応しくねぇけどなんか邪魔できないオーラがやべー……」



ダージリン「……ペコ、あなたはここまでの試合をどう見るのかしら?」

オレンジペコ「そうですね……アリサさんとみほさんの試合は順当に決着。ですが次鋒のナオミさんはあえて勝ちを捨てたような気がします」

ダージリン「あら?何故そう思うのかしら?」

オレンジペコ「みほさんは前の試合でノンナさんに負けてますけど、実力というより迫力に負けたように見受けられました。つまりビビらせてしまえば有利に戦える相手です」

ダージリン「ストレートな物言いね」クス

オレンジペコ「……べ、別に私が負けたからじゃないですよ?」

ダージリン「わかっているわ。続けて」

オレンジペコ「はい。でもナオミさんはみほさんを威圧して攻めるのではなく、むしろ成長を促すかのような、諭すような戦い方をしました。何故そういう戦い方を選んだのかはわかりませんが、それが結果的にナオミさんの敗因になったと思います。ケイさんとの試合に関しては……相性の問題が大きく占めているのと、ラウンド1のボコの話題の取り乱し方の印象が悪すぎたかと」

ダージリン「なるほどね。確かに、何故ナオミさんがみほさんの目を覚まさせるような戦法をとったのかは不明だけれど、戦車道ではあれほど勇敢に敵陣を突破していたみほさんがバトルでは弱気なのかは予想がつくわ」

オレンジペコ「どういった理由ですか?」

ダージリン「……おそらく自分に自信がないのね。少なくとも戦車道をしている時以外は」

オレンジペコ「何故でしょうか?」

ダージリン「去年の黒森峰在籍時の全国大会での出来事が大きいでしょうね。その件については学内のみならず、西住流の門下生の方たちからも非難の目を浴びてきたでしょうし」

オレンジペコ「で、でも!それらを乗り越えた上で大洗女子は優勝しました!」

ダージリン「ええ。でも戦車道は個人戦ではないわ。ステージに立てば1人だもの。勝手が違うわ」

オレンジペコ「……それは……」

ダージリン「みほさんのディスが強力なのは、洞察力に優れているのもあるけれど、自分に自信がない分、相手を攻撃せざるを得ない……自衛のための攻撃に近いんじゃないかしら」

オレンジペコ「なるほど……バトルではディスで攻撃する以外に自分のスキルを誇示したりしますが……みほさんは……」

ダージリン「後者の戦法は苦手ね。だからこそ、相手が年上や威圧的な相手だとひるんでしまい、ディスは中途半端になってしまい、戦いようが難しくなる」

アッサム「相手が威圧的であったり、怖い風貌ならともかく、年上というのは関係ないのでは?」

ダージリン「そんなことないと思うわ。黒森峰時代のみほさんは、まほさんの同学年からは嫉妬の目で見られていたでしょうし、西住流の門下生は年上が多い。となれば……」

アッサム「……あの決勝での一件で一番わかりやすい非難の目を向けられたのが年上だと言うわけですね」

オレンジペコ「そういった経緯での自信喪失なら、根深いトラウマとしてもっと尾を引いてもおかしくないと思いますけど……ナオミさんとの戦いの中であっさり克服してませんでしたか?」

ダージリン「そうね。でも戦車道大会での優勝という成功体験をしたことである程度の自信は取り戻したでしょう。その不足分が先ほどまで現れていたと考えれば、ナオミさんとのバトルを経て、不安を解消したと言えるのではなくて?」

オレンジペコ「なるほど……」

ダージリン「もちろん今のはわたくしなりの推測。だから本当に正しいかどうかはわからないけれどね。ただ、少なくともステージ上でバトルをする相手に対しては臆せず向かっていけるようになったでしょうね」

アッサム「ステージに立つと特別な気分になりますしね……スイッチが入ると言いますか。特にオレンジペコの毒がすごかったわね」

オレンジペコ「わ、私はあくまでバトルのために仕方なくですから!」



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