【モバマスSS】茜色の空、星々の輝きを添えて-SS速報VIP

【モバマスSS】茜色の空、星々の輝きを添えて

↓ 1- 覧 板 20

7:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:15:55.37 ID:Tj2zYf420
「そうだな。そんな展開になってたらどんだけ良かったか」

驚いて未央は顔をあげた。ずっと俯いていたのに、それをあげさせるだけの驚きがあった。いつも優しく頼りになるプロデューサーから突き放されるような言葉を初めて聞いたのだ。
次第に未央の顔から色が失せていく。

以下略 AAS

8:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:17:20.23 ID:Tj2zYf420
「……そもそもの話なんだが、未央は何に傷ついているんだ？」

「え？」

驚き。先程とは違う、単純な疑問。

以下略 AAS

9:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:18:18.29 ID:Tj2zYf420
「まさか。茜はそんな子じゃないのはよくわかってるだろう？」

「うん」

「じゃあ未央はどうしたら良いか分かってるじゃないか」

以下略 AAS

10:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:19:02.91 ID:Tj2zYf420
「夏が近づいてるって言ってもまだ陽が沈むのは早いねぇ」

「これから嫌ってほど太陽浴びることになるぞ」

「まあ、私は好きだから良いけどね。夏も太陽も」

以下略 AAS

11:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:19:47.69 ID:Tj2zYf420
ーーーーーー

翌日

「ねえ茜ちん」

以下略 AAS

12:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:20:37.70 ID:Tj2zYf420
ーーーーーー

「どうして私は勝ち目の薄い勝負を仕掛けたんだろうか……」

ユニット練習を終えた帰り道、三人は堤防を歩いていた。前を歩く茜と藍子の手にはしっかりとソフトクリームが握られている。

以下略 AAS

13:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:21:39.93 ID:Tj2zYf420
(帰って明日はお金卸さないとなー)

そうやって明日のことを考えたところで気づく。

「……あ」

以下略 AAS

14:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:22:42.37 ID:Tj2zYf420
(ええい、もうなるようになれ！)

たった少しの勇気を振り絞って、思い付くまま話をしようと決めた。

「ええとね、茜ちんに言いたいことがあってさ」

以下略 AAS

15:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:23:53.29 ID:Tj2zYf420
(もしかして知らないのかな？)

ふと、そんな疑問が浮かび未央は尋ねた。

「……私が咄嗟に茜ちんの曲を歌えなくて、ネットに書かれたコメントのこと、知ってる？」

以下略 AAS

16:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:24:53.58 ID:Tj2zYf420
(違う。そんなことが聞きたいんじゃない。私が伝えたいのは……)

「私ですか？そうですね……」

茜が少し思案する。数瞬の間。しかし未央には永遠にも等しい間が開いたことで、未央は咄嗟に声を荒げた。

以下略 AAS

17:名無しNIPPER
2017/05/28(日) 16:25:43.20 ID:Tj2zYf420
「あのさ、茜ちん」

「はい、何でしょう！」

さっきのやり直し。自分の想いを伝えるために未央は同じことを尋ねる。

以下略 AAS

32Res/21.31 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ