【ガルパン】沙織「わ、私の同志は手強いんだから!」
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65: ◆UYlhnKrxEE[saga]
2017/07/01(土) 09:44:26.17 ID:XFfSs76l0

-中央広場


沙織「西裏門と東通用門から敵が侵入、南正門が囮だって。えっと敵の主力は東通用門の方に集まってるみたい」

優花里「私たちはどうします?」

沙織「私たちも東通用門の援軍に行こう!」

カチューシャ「………」

沙織「……ほらカッちゃん」グイッ

カチューシャ「ち、ちょっと何するのよ?」

沙織「戦車の中にずっといたら気分悪くなっちゃうよ?ほら、外を見てごらんいい景色だよ」

カチューシャ「いい景色って今は試合中……」

カチューシャ(この人、私を元気付けようと……)

沙織「……カッちゃんともう一度同じ戦車に乗れて、私はうれしいな」

沙織「だって、こんなこともう二度とないと思ってたんだもん」

カチューシャ「ごめん……思い出せなくて」

カチューシャ(けど、なんか落ち着く……)


ブロロロ

沙織「私、今隊長やってるんだよ。ここからカッちゃんと同じ景色を見てるの」

沙織「隊長って大変だよね、私じゃなかなかうまくいかなくてさ。練習でも失敗ばっかりしちゃってさ」

沙織「………」ブルブル

カチューシャ(?……震えてる)

沙織「本当は怖くて仕方ないの」

沙織「だって相手は大学生、私なんかよりずっとずっと強い人達なんだもん。勝てる保障なんて何処にもない……」

沙織「でも、負けたらみんなバラバラになっちゃう……そんなの…やだよ」

沙織「私、みんなと離れたくない。ずっと一緒にいたい」ギュッ!

カチューシャ「あなた……」

沙織「……さあ行くよ。みんな、準備はいい!」

華「はい」

優花里「はいであります」

麻子「問題ない」

沙織「よーし、パンツァーフォー!」



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