【ガルパン】沙織「わ、私の同志は手強いんだから!」
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221: ◆UYlhnKrxEE[saga]
2017/08/17(木) 09:15:43.44 ID:pJiWFYMO0

ブロロロロ

優花里「周りは障害物、一気に抜けましょう!」

ドクン!

麻子(………え?)

瞬間、麻子の意思とは無関係に手が動いていた……麻子には何が起こっているのか理解できない

“考えるより先に体が動いた”というやつである。いったい何故そのようなことが起こったのか?

これこそが知識だけでは決してたどり着けない、バレー部のようにひたすら努力し続けた者だけがたどり着ける境地

“勘”経験則とも言われている

本来なら今の麻子に出来る芸当ではないはずなのだが、負けられないという緊張感、張り詰めた空気、そして勝利への強い意思がそれを可能にしていた

W号の動きが遅くなる

ガシャァァン!

優花里「な、障害物を突き破って!?」

麻子「間に合えっ!」

ギュルル ドオン! バコオン!

沙織「か、かわした!」

優花里「あそこでスピードを出していたらおそらく今のはかわせなかったでしょう。さすが冷泉殿です、見事な判断です!」

麻子「あ……ああ」

麻子(何だったんだ、あの感覚は……)

麻子たちは己の神経が研ぎ澄まされ高まっていくのを感じていた



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