386:名無しNIPPER[saga]
2017/07/11(火) 12:17:08.65 ID:axYEm/xEO
老人「ふむ。ならばその顔の陰りは何だ?」
将軍「認めざるを得ない男ではあります。しかし、奴はニンゲン。器として保つのか否か。そこが気掛かりでなりません」
老人「白騎士に勝利したのが何よりの証明だと思うがな。現に呑まれてはいまい?」
将軍「それは三騎士の全てに通じることです。その結果、彼等は呑まれている」
老人「呑まれたのは彼女を求めたからに他ならない。だが此度は違う」
老人「長い長い時を経て、遂に二つの輪転器は揃ったのだ。求めるものが傍らにあるのなら呑まれはせんだろう」
将軍「輪転器が輪転器の狂いを抑えると? 不確定なものに縋るのは如何かと思いますが」
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