213:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 16:32:06.57 ID:XZo31lO7O
盗賊「とりあえず、はい」スッ
王女「……これは、泥棒さんが投げていた煙玉ですよね?」
214:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 22:16:47.43 ID:A3PWqiuHO
王女「?」
盗賊「だってさ、そういうもんならともかく爆弾なんか渡されても姫様は使わないだろ?」
215:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 22:19:59.12 ID:A3PWqiuHO
盗賊「あ〜、出たとこ勝負?」
王女「出たとこ勝負ってそんな…自分のことなんですよ!?」
216:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 22:21:49.94 ID:A3PWqiuHO
盗賊「え?」
王女「昨晩から取り替えてないですからね。どんな状態なのか確認しておきたいですし」
217:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 22:24:08.62 ID:A3PWqiuHO
盗賊「(凄えな姫様…)」
王女「ごめんなさい、ちょっと染みます。じっとしていて下さいね」プチッ
218:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 22:26:37.74 ID:A3PWqiuHO
盗賊「姫様って物知りなんだな」
王女「そんなことは…これら全ては本で得た知識。古い古い民間療法です」
219:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 22:53:33.74 ID:A3PWqiuHO
王女「そう…なのでしょうか……」
盗賊「うん。それに、普通は傷を縫ったり出来ない。多分逃げ出すんじゃないかな? 怖くてさ」
220:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 23:42:23.10 ID:A3PWqiuHO
王女「構いません。いつまでも待ちます」
盗賊「(こういうことをさらっと言うのがズルいんだよ。分かってなさそうだけど…)」
221:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 23:44:04.54 ID:A3PWqiuHO
王女「彼は特殊な武器を扱っていたそうです」
王女「それは籠手と剣が一体化したようなもので、彼の技量も相まって凄まじい威力を誇ったとされています」
222:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 23:58:02.56 ID:A3PWqiuHO
盗賊「(隙は無さそうだな……)」
盗賊「(つーか甲冑着ながら舞うんじゃねえよ。面倒くせえ奴だな)」
223:名無しNIPPER[saga]
2017/06/11(日) 00:09:28.73 ID:e+UqcoFdO
王女「……犯人。この街にいるんですよね」
盗賊「だろうな。何処に隠れてんのか見当も付かねえけどさ」
617Res/393.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20