モバP「アイドル達に隠れて悪い遊びをしていた事が実はバレてた話」
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56:名無しNIPPER
2017/05/29(月) 21:24:27.41 ID:/VMZB+YU0
飛鳥「これまでだって知識としては蓄えていた事で当たり前の事だと理解ってた筈の事だったのに、この世界の其処彼処が凶器と成り得る物に囲まれていて、いつその脅威が自分に牙を剥いて絶命するかも知れないと言う事を…その一件でリアルに感じたんだ…」

飛鳥「人によっては些細な出来事だったのかもしれないけれど、ボクにとってはそれが劇的な出来事で、その日からこの出来事が頭から離れなくなっていた」

飛鳥「それからは自分なりに思考を働かせ色々な事を思い悩んだりして見たは良いが結局ドツボにハマってこの様さ」

飛鳥「気付いた時には小さな猫にボクが手に掛けていた。」

飛鳥「そこに至るまでの思考も沢山あった筈なのによく覚えていない、重要な事だった気もするし些細な事だった気もする。
ただボクは自分の目の前で死んでしまった猫をみて安心していた」

飛鳥「少なくとも今日はボクの番じゃないと思えた気がして…ね」

飛鳥「最低だ…」

飛鳥「勿論、罪悪感が無かった訳じゃない。しばらくして死なせてしまった猫の事を思うと胸が痛くなる、心が張り裂けそうになる。友達や家族だって居たのかも知れないのに、それを身勝手な理由で奪った自分が許せない気持ちが溢れて消えてなくなりたくなる」

飛鳥「そして、こんなボクはこの世界に生きるのには向いてないのかも知れないと気付いてしまった…」

飛鳥「…それが今回の一件の全てだよ、本当はもっと語るべき事があるのだろうし、弁明すべき事とあるのだろうけど、ボクが語る事、ボクの言い訳はここまでだ。」


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