天海「ランダムな才能で学園生活を乗りきるっす」東条「私も手伝うわ」
1- 20
122:蘭兄[saga]
2017/06/03(土) 12:20:25.02 ID:urKO1i4Y0


〜???〜



???「....くん...」



何だ...今誰かが呼んだ気がする。



???「....天海...く...」


この声は....苗木くん?

疲れのある意識のなか、なんとか俺は目を開いた。


「.....あれ....」


苗木「よかった、天海くん...目が覚めたみたいだね」


「何で、俺倒れてたんすかね....」


ふいに視界に入った木々の荒れようを見て、俺は何があったのか思い出した。

謎の物体、光、風。

あれで俺は吹き飛ばされて、こんな場所にいるのだろう。


「そうだった...なんか謎の物体が空から飛んできたんすよね...」


苗木「うん...それで気絶しちゃったみたいだね」


「.....ちなみにアレが起きてから何時間経ったんすか?」


苗木「二週間...」


一瞬、耳を疑った。二週間?...二時間じゃなくて二週間だなんて。


「え...冗談じゃないっすよね?」


苗木「冗談じゃないよ。僕だって驚いたんだ....倒れている君を見つけた時は....死んでるんじゃないかと思ったよ....」


どうやら現実みたいだ。俺が寝てる間に新学期が始まってから旅行までと同じだけの時が進んでいるらしい。


「まだ少し混乱してるっすけど....それはとりあえず置いといて...みんなを探しましょう...」


苗木「そうだね....この森林から街は見えるから....とりあえず旅館に向かおうか.
..」


まだ俺はこの混乱の中、事態を楽観的に推し測っていた。

悪くても台風程度の災害なのじゃないかと。

だが世界は甘くなかった。

ここからが地獄へのデスロードだということをまだ知らない。





苗木くんが仲間になった!



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
139Res/67.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice