魔王「勇者よ、吾輩のペットになれ！」-SS速報VIP

魔王「勇者よ、吾輩のペットになれ！」

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61:名無しNIPPER[sage]
2017/05/29(月) 04:45:53.64 ID:ljj+zW9mO
まだですかい？

62: ◆PChhdNeYjM[sage saga]
2017/05/30(火) 21:08:26.08 ID:3Q3S/U5RO
遅くなって申し訳ありません。ここからは酉をつけて更新していきます。

63: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/30(火) 21:09:00.83 ID:3Q3S/U5RO
魔王「駄目よ！　確かに、あなたのマナは常軌を逸しているけれど……」

魔王「それでも、あれほど怪物化の進行した魔族なんて……倒せるはずがない！」

魔王「同じ魔族でも……私とアイツとじゃ、天と地ほどの差があるのよ！？」

以下略 AAS

64: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/30(火) 21:09:31.46 ID:3Q3S/U5RO
勇者「ハァ……ハァ……いた！」

木々の向こう側の開けた場所に、兵士達は座り込んだまま、宙に向かって目を見開いていた。

勇者「おい、お前達！　無事か！？」

以下略 AAS

65: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/30(火) 21:10:09.55 ID:3Q3S/U5RO
かつて、彼女と同じ人型だったとは到底思えないほどに、その原型は陰も形も残っていない。

どんな光すらも吸収してしまうかのような漆黒の翼。

全身を包む、幾千もの暗黒の鱗。

以下略 AAS

66: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/30(火) 21:11:01.37 ID:3Q3S/U5RO
勇者は、悪魔と兵士達の間に勢いよく飛び出した。

同時に、腰に提げていた剣を抜き放つ。

勇者の一閃は、悪魔の注意を惹きつけるには十分なものだった……が。

以下略 AAS

67: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/30(火) 21:12:26.01 ID:3Q3S/U5RO
悪魔は二人を邪眼にとらえると、赤黒い牙を携えた口を開き……その奥から、猛々しく燃え盛る炎が吐き出された。

勇者「……嘘だろオイ！」

魔王「水のマナよっ！」

以下略 AAS

68: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/30(火) 21:12:58.31 ID:3Q3S/U5RO
勇者「……奴の攻撃は俺が止める。だから君は、彼らを逃がすことを最優先に動いてくれるか？」

魔王「さっき炎を防いだの、私なんだけど？」

勇者「いや、まあそうだけど……とにかく頼むよ」

以下略 AAS

69: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/30(火) 21:14:41.70 ID:3Q3S/U5RO
ペットの言葉を聞き届けた主人は、躊躇いもせずに悪魔の懐へ走り込んだ。

勇者「おっ……おい！」

当然のごとく、悪魔は小さな標的に向かって巨大な爪を振りかざした。

以下略 AAS

70: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/30(火) 21:15:57.38 ID:3Q3S/U5RO
勇者が戦闘態勢に入った瞬間、悪魔にとっての戦いは既に終わっていた。

彼の手に握られた剣が、音もなく振り払われる。

瞬間、今にもその身を切り裂くかの如く迫っていた爪が、跡形もなく消し飛んだ。

以下略 AAS

71: ◆PChhdNeYjM[sage saga]
2017/05/30(火) 21:19:10.77 ID:3Q3S/U5RO
戦闘描写が苦手なので、俺ＴＵＥＥＥ設定にしました。
更新を待ってくださった方、ありがとうございます。
更新の頻度は落ちますが、引き続きご拝読をよろしくお願いします。

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