北方「イコ! チェイス!」チェイス「ああ」貴虎「2スレ目だ」
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46:シグナルイロハ ◆3.K/vgceb.[sage saga]
2017/07/10(月) 21:41:00.20 ID:tgTJS1zC0

「さっきのザクロLSはお前専用のダメコンに改造しといた。あいつに一矢報いることができるくらいには回復できる。それと、コレをお前に渡しに来た」

「……僕の、戦極ドライバーに、レモンロックシード……」

「そうだ。初心忘れるべからず、だ。そしてもう二つ」


工廠長が手渡したのはゲネシスコア、そして凌馬が作ったことのないエナジーロックシドだった


「これは……新しいエナジーロックシード?!」

「ライダーシステムに艦娘の力を融合できるのはお前だけじゃないんだぜ? ソレは私たち妖精が作ったエナジーLSだ。一人前になった、お前へのプレゼントだ」

「一人前? 僕が?」

「さぁ、行ってこい! お前の力を見せてやれ!!   『天才科学者、戦極凌馬』 !!」





「師匠」

「なんだ」

「本当にありがとう。それしか言葉が見つからない」

「へっ、帰ったら一献付き合えや」



本当に本当に。なんて遠い回り道。体を失いプライドを砕かれ。人の手を借りつつ、それでも彼は歩み続けてきた。心を知り人間になれた。そしてようやく、一人前になれたのだ。涙を出せないはずの凌馬の頬に一滴の雫が伝う。それは海水ではない、人間・戦極凌馬が流した初めての涙だった






「では、行ってくる!!」






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