17:名無しNIPPER[sage]
2017/06/14(水) 20:45:47.47 ID:7qGEmQmjo
改行しすぎって怒られちゃった……。つぎー。
・それは、杏奈ちゃんをこんなに楽しませられるのは私なんだ、という、誰に向けるでもない微かな独占欲。
ほらまた百合子はお調子に乗る! カワイイ奴め。全体的にちょいちょいワガママな恋心があって良い。
・気づくといつの間にか、杏奈ちゃんがスマホを取り出して何か操作をしている。
ここから続く独白もね、「分かるわ」って感じ。見て欲しいんだよなー、雰囲気作ろうとしてる自分をさー。
で、それが杞憂だったと分かってからの――。
・私はその距離を、ゼロにした。
……もうね、この一文が出て来るのくっそ羨ましい。大好き!
自分なら前述したラストの一文を最初に持って行くって思った最大の理由がコレですよ。
「ゼロにした」……この音! 五文字に込められた破壊力とそっから浮かぶ百合子の勢いと情景がさ……もう、なに、最高。
例えこの後勢い余って歯をぶつけて唇切るなんてお約束を裏ではかましていたとしても、
イチャイチャの最大瞬間風速はこの時に出たと言っていい。心が持ってかれた。飛んだ。
それでね、「あー……えかった」なんて心地よい読後感に包まれながら冒頭まで画面戻してさ、
『われら〜』の一文が目に入ったら……この詩の言わんとすることを再度確認して、自分ならもう一回最初から読むね。
それほど長い話でもないしもう一回、読むね!
……とはいえコレは完璧にこちらの好みですから。余り真に受けなくても良いですから。
・全体としては「ああ〜、いじらしいなぁ」「このもどかしい感じがええんよな〜」なんて思いながら読んでました。
描写も丁寧でスラスラ読めて、上にも書いたけど百合子の恋心もちゃんとあって。
・ついでに元ネタの「湖上」も読んで、舟を漕いでる辺りの描写ににんまり。……昵懇しいと近しいとかね。
でもその後に続くバッドエンドの雰囲気はポイで。この二人なら末永く爆発してくれることでしょう。
・さて、長々と長文失礼。作品は非常ににやけながら読ませて頂きました。ではー。
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