54: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:05:52.55 ID:wLksGJ8QO
女「私はねー……えっと、そういえばもう学生じゃなかった」
男「こっ、この人を待ってたんだよ、おじさん。だからここにいたの。彼女は、おじさんの知り合いだよ!」
55: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:06:24.60 ID:wLksGJ8QO
ちびっ子B「おじさんとお姉さんは、ふーふなの?」
男「ブッ――」
56: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:07:45.84 ID:wLksGJ8QO
ちびっ子A「あのね、ボクのおともだちのお母さんがね。
男の人と女の人が一緒にいたら、その二人はふーふだから、話しかけちゃダメなんだって言ってたの」
男(そっちかーい!)
57: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:26:39.60 ID:wLksGJ8QO
男(マセガキの戯言に過ぎない……とは分かっているが、予想外にでかい爆弾だったな)
男「あのー……さっきのは、あんまり気にしないでね?」
58: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:27:11.43 ID:wLksGJ8QO
男「でも……編集長から、どうしても君に聞いておきたいことがあるって、言伝を預かってきた」
女「言伝……ですか」
59: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:27:38.11 ID:wLksGJ8QO
女「……ごめんなさい」
男「……え?」
60: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:37:01.52 ID:wLksGJ8QO
男「なんで……どうして!?」
女「ごめんなさい……ごめんなさい」
61: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:37:38.34 ID:wLksGJ8QO
男「どうして? だって、夢だったじゃん! 二人で協力して、君の本を出版しようって。君も、そう望んでたんじゃ……」
女「確かに……私の本をみんなに読んでもらえたら、それほど嬉しいことはないです」
62: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:38:04.68 ID:wLksGJ8QO
女「この本は、あなたに……男さんに読んでもらうために書いたんです」
男「え……だって、この原稿は絶対に通したいって……そう言ってたじゃないか」
63: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/05/19(金) 22:45:08.47 ID:wLksGJ8QO
男「……分かった。そう……編集長に伝えておくよ」
女「あの……」
64: ◆PChhdNeYjM[sage saga]
2017/05/19(金) 22:46:14.66 ID:wLksGJ8QO
とりあえずここまで。パクッてつなぎ合わせたってのは否定できない。
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