島村卯月「ご注文は?」
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96: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/01(土) 15:52:01.18 ID:HUQsQ3Yn0

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私たちから少し離れた位置―――カウンター付近で、奈緒ちゃんと凛ちゃんが2人で会話をしています。


奈緒「そういやこの店って、ありすみたいな子供客はあんまり来ないんじゃないか?」

凛「そうだね……家族連れで来る子はいるけど」


何を話しているかは聞こえませんが、2人ともありすちゃんを見ているようです。

そして、凛ちゃんが軽く笑みをこぼしました。


凛「だからかな。卯月も未央も、ありすのこと大分可愛がってるんだ」

奈緒「そういうことか」


ふいに、奈緒ちゃんが凛ちゃんに視線を向けます。顔を少しにやけさせて。


奈緒「でも……可愛がってるのは凛もだろ?」

凛「……まあね」

奈緒「ははっ、やっぱし」


……あ、凛ちゃんがむっとした表情に。


凛「奈緒……今すぐそのにやけ顔やめないと、次からコーヒーに味噌をブレンドして出すから。奈緒だけのオリジナルブレンド」

奈緒「おっ、それ常連っぽくていいな―――って、言うわけあるか! それもう味噌汁だろ絶対にやめろよな!?」





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