島村卯月「ご注文は?」
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115: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/08/02(水) 21:12:09.90 ID:P/qh5XhU0

未央「あ、みくちゃんもやる? えっとね、今スコアが最高で―――」

みく「スコアまでつけてるの!? やらないよ! 掃除してよ!」

未央「いや、後でちゃんとやるつもりだったよ? ね、みんな?」


未央の問いかけに、ボウリングに興じていたクラスメイトたちがこくこくと頷く。

一見不真面目な未央たちだが、やるべきことはきちんとやるのだ。
ボウリングが終わった後は、ちゃんと全員で掃除をする心づもりだった。

みくも、それは分かっている。
このクラスメイトたちは悪い連中じゃない。むしろ良い連中と言える。
ただ、明るさと楽しさとやかましさが度を過ぎているだけなのだ。

だがそれを理解していても、今日はもう、みくの我慢の限界だった。


みく「あのさ、この際だから言わせてもらうけど……このクラスなんなの!? 毎日毎日馬鹿騒ぎして! 毎日が学園祭のノリじゃん! いやクラスの雰囲気が明るいのは良いことだと思うよ!? でも明るすぎだから! ピッカピカすぎだから! もうついていけないよ!」


このクラスになってから約1ヶ月半。
心の中に溜まっていたものを、みくは余すことなく吐き出した。




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