98: ◆IRnzuJfwpI[saga]
2017/05/16(火) 23:27:31.22 ID:a+soyhdYo
ラオモト「来い、面接の時間だ」
リュウゲン「キリサメ・ジツ!」
周囲を、濃い霧が包んでいく。
キリサメ・ニンジャクランは霧を使ったスイトン・ジツやゲン・ジツを得意とするクランである。
ディセンションしたてとはいえ、その霧は2m先をも見通せぬほどだ!
ラオモト「ほう、ゲン・ジツの一種……いや、スイトン・ジツか?」
デモリションは周囲にカラテミサイルを展開して警戒する。
その時、霧から人影が飛び出した!
ラオモト「そこかっ!イヤーッ!!」
デモリションはカラテミサイルを発射!
カラテミサイルは、人影を貫いた!
しかし!
ラオモト「ヌゥッ?!霧の塊だと?!」
リュウゲン「イヤーッ!!」
背後からの鋭い蹴りが突き刺さる!
ラオモト「グワーッ!なるほど、コシャクな……」
ラオモトは、大量のカラテミサイルを展開し、滅茶苦茶乱射しはじめた!
ラオモト「見えぬのなら全部攻撃せよ!古事記に書かれている言葉だ!」
カラテミサイルは次々と霧の中に呑み込まれていく。
リュウゲン「イディオットめ!上だ!イヤーッ!!」
高く飛び上がったミストの、トビ・ゲリ!ラオモトの顔を目掛けて鋭い蹴りが……
ラオモト「イディオットそっちだ!その攻撃を待っていたのだ!イヤーッ!」
なんと!デモリションはミストの飛び蹴りを掴んで止めた!
リュウゲン「何っ!?グワーッ!!」
デモリションはミストを地面に叩きつけた!
ラオモト「イヤーッ!」
リュウゲン「グワーッ!」
一度持ち上げ、デモリションはミストを地面に叩きつけた!
ラオモト「ディセンションしたてで俺様に一撃食らわせるとはな、面接は合格だ。俺様の元で働け!ミスト=サン!」
リュウゲン「ぐふっ、ヨ、ヨロコンデー」
ラオモト「ムッハハハハハ!!我が社、ソウカイヤはネオサイタマの、いや、日本の裏を支配する会社となる!貴様その創立メンバーにしてやろうではないか!ムッハハハハハハ!!ムッハハハハハハ!!!」
リュウゲン「思いもしない所で再就職先が、決まったな……我は元々カチグミサラリマン、必ずや、お役に立って見せましょう」
かくして、彼はネコソギ・ファンドの経理部部長のポストに就いたのである。
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