74: ◆IRnzuJfwpI[saga]
2017/05/16(火) 21:56:05.34 ID:a+soyhdYo
ヤナカタ・リュウケンはカチグミサラリマンであった。
会社のために、命を懸けて尽くし、ここまで上り詰めてきた。
が、その地位は、暗黒メガコーポの策略によって脆くも崩れ去った。
その日、自分は部下と残業をしていて役員飲み会に出席していなかった。
平社員「スミマセン!ヤナカタ=サン、手伝ってもらっちゃって……」
リュウケン「明日の仕事に響くからな、気にするな」
無事に仕事を終え、家に帰り、バランスのとれた食事をとり、明日に備えて五時間の睡眠をとった。
リュウケン「さて、今日も一日働くか」
目を覚まし、バランスのとれた朝食をとり、出社。
ここまではいつも通りであった。
しかし。
マッポ「ヤナカタ・リュウケン=サンですね?署までご同行を願います」
リュウケン「な、ナンデ……?!」
そこにあったのは、もぬけの殻になりつつある会社と、荷物を運び出す警察官であった。
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