284: ◆IRnzuJfwpI[saga]
2017/05/22(月) 23:08:57.91 ID:cLNHEw5/o
アース「ふん、ピン一本掠めたにすぎんわ!イヤーッ!」
アースクエイクは、お返しとばかりにパンチを放った!
ヒュージ「当たるかよ!イヤ、グワーッ!?」
ヒュージシュリケンが回避した直後!
アースクエイクのパンチは地面を殴りつけた!
もうもうとあがる砂埃は、ヒュージシュリケンの目をつぶした!
アースクエイク「イヤーッ!!」
ヒュージ「グワーッ!!」
おぉ!ブッダ!アースクエイクの砲弾めいたパンチは、ついにヒュージシュリケンを捉えたではないか!
アースクエイク「ふっ、これで……何っ!?」
だがしかし!見よ!ヒュージシュリケンを殴りつけた拳に、8枚のスリケンが刺さっている!
ヒュージ「ゲホーッ!ゲホッ!ふぅ……ミスト=サンとやり合った経験が無ければ危ないところだったぜ……」
ヒュージシュリケンの前には、強力な拳を受けてひしゃげた巨大シュリケンがあった!
殴られる瞬間に、鋼鉄製の巨大シュリケンを盾にし、カーブスロースリケンでシュリケンの裏のアースクエイクを狙ったのだ!
リュウゲン「視界が悪い状況で、その冷静な判断力。流石ですね、ヒュージシュリケン=サン」
ヒュージ「へっ、ドーモ」
アース「一度防いだ程度で……!イヤーッ!!」
ヒュージ「イヤーッ!」
アースクエイクのパンチ!それをヒュージシュリケンは……前に跳んで回避!
ヒュージ「近づいちまえば砂ぼこりも糞もねぇよな?!」
アース「オノレ……ぬぅっ?!」
アースクエイクは、急に目眩を覚えふらついた。
ヒュージ「やーっと、幻覚剤が効いてきやがったか……でっけぇニンジャには強力なヤツでも効きが悪いな……」
おぉ、見よ!
ヒュージシュリケンの手元で、無数のスリケンが集まり、巨大スリケンを形成したではないか!
ヒュージ「イヤーッ!!!」
ヒュージシュリケンは巨大スリケンをアースクエイクの首めがけて振った!
アースクエイクが死を覚悟したその時!
リュウゲン「ハイ、そこまで」
パン、と和服のニンジャが手を叩いた。
勢いのあった巨大スリケンは、ヒュージシュリケンのニンジャ筋力と、アースクエイクのニンジャ耐久力によって、僅かに首の皮を切ったところで停止した。
314Res/78.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20