181: ◆IRnzuJfwpI[saga]
2017/05/18(木) 00:40:14.72 ID:lZimwHVWo
低いけど勝利!
リュウゲン「キリサメ……!」
辺りに霧が立ち込める。
路地裏は、瞬く間に真っ白になった。
ヒュージスリケン「それがどうした!イヤーッ!」
ヒュージスリケンは巨大スリケンを縦に投擲!
狭い路地裏を転がるように殺人歯車めいたスリケンが迫る!
リュウゲン「イヤーッ!」
ワザマエ!
ミストはそのスリケンを白刃取りした!だが!
ヒュージスリケン「イヤヤヤヤヤヤッ!イヤーッ!!」
巨大スリケンと壁の間を通り抜けるように、普通のスリケンを連続投擲!
そして、見よ!計算されつくした回転により、バナナめいたカーブを描いてミストに迫ってくるではないか!
リュウゲン「チッ、イヤーッ!」
ミストは大きく後ろに飛び退って回避!
ヒュージスリケン「どうだ!俺のコントロールは!」
リュウゲン「ふむ、一先ずは合格って所か……ヒュージスリケン=サン、我が社で働いてみないか?」
ヒュージスリケン「ハッ!お断りだね!」
リュウゲン「残念だよ、それじゃあ……」
その瞬間、ミストの姿が霧の中に消えた。
ヒュージスリケン「隠れた?!一体どこに?!」
リュウゲン「ここだよ」
ナムサン!
いつの間にかヒュージスリケンの後ろに回っているではないか!
ミストは、ゲン・ジツによって霧の中に姿を隠し、なんてことは無い、目の前でジャンプして飛び越えたのだ!
ヒュージスリケン「なっ?!」
リュウゲン「力ずくでも連れていて面接させる。イヤーッ!!」
ミストのムチめいてしなるハイキックは、振り向きかけたヒュージスリケンの顎を正確に捉えた!
瞬間、脳震盪を起こしたヒュージスリケンは、巨大スリケンを出した時の失血や、スリケン連続投擲の失血もあってか、青ざめた顔で失神した。
リュウゲン「確かにすごいコントロールだが……スリケンは止めた方がいいかもな、いつか巨大なシュリケンを作って貰うように進言しておこう」
ニンジャ「ヒュージスリケン」が仲間になった
314Res/78.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20