城ヶ崎美嘉「お姉ちゃんを目指して」
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32: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/12(金) 20:42:28.67 ID:73LFRd7l0

少しの間そうしていると、すぐにみりあちゃんはおでこを離した。


みりあ「うん、ホントに熱ないみたい」

美嘉「もう……だから、そう言ったでしょ?」

みりあ「あははっ、そうだよね」


笑ってそう言い、みりあちゃんはアタシから離れた。

そして元の席に戻ると、みりあちゃんはアタシを真っ直ぐに見つめ―――慈愛を感じさせる笑みで、告げた。



みりあ「でも、美嘉ちゃんがなんともなくて良かったよ♪」



美嘉「!」


その言葉と笑みに、アタシの心が強く揺さぶられた。



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