92: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:51:10.85 ID:/epmwej50
未央ちゃんが声を上げた次の瞬間、私は未央ちゃんに勢いよく突き飛ばされました。
倒れ行く私の視線の先では……炎の光線が、未央ちゃんを貫こうと―――
93: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:52:29.52 ID:/epmwej50
……感じる。
今、自分の中に新しい力が生まれた。
94: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:53:04.67 ID:/epmwej50
まだ。
このまま突っ込んで―――決める。
95: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:53:49.88 ID:/epmwej50
加蓮「さて、じゃあ今のお返しに最上級魔法を―――」
卯月「!?」
96: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:55:09.36 ID:/epmwej50
未央「じゃあかれん、逃げるって言うの?」
加蓮「逃げる?……その言い方はなんか気になるなぁ。3人とも、ちょっと離れてて」
97: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:55:39.30 ID:/epmwej50
ありす「な、何を……」
加蓮「出口作るだけだよ、ありすちゃん」
98: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:56:19.78 ID:/epmwej50
ちひろ「むぐぅ、むぐぅ」
未だに拘束が解けないちひろさん。
99: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:58:11.54 ID:/epmwej50
加蓮「ありすちゃんもいつか使えるようになるかもね。じゃ、私もう行くけど……あ、その前にありすちゃんにスタドリあげる」
加蓮ちゃんはどこから取り出したのか、スタドリをありすちゃんに向かって優しく投げました。
100: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:58:40.68 ID:/epmwej50
ありす「……行っちゃいましたね」
卯月「加蓮ちゃん、本当に魔王に操られてるのかな……?」
101: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 22:59:28.90 ID:/epmwej50
―――フタツメノ村 宿屋
あの後、私たちはありすちゃんの魔法で近くの村に戻ってきました。
102: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/21(日) 23:00:10.94 ID:/epmwej50
未央「そこまで差があったの!?」
卯月「どうりでこっちの攻撃が通用しないと……」
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