48: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:06:43.27 ID:tJf5meLV0
―――砦
フタツメノ村近くの砦。その、ある一室において。
49: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:11:04.26 ID:tJf5meLV0
―――砦前
私たちはフタツメノ村を出て、話に聞いた砦へとやって来ました。
50: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:11:51.04 ID:tJf5meLV0
卯月「ちひろさん、何か考えがあるんですか?」
私が訊ねると、ちひろさんは妖精らしい素敵な笑顔で―――
51: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:13:17.52 ID:tJf5meLV0
卯月「ち、ちひろさん、それは流石に……」
いくら相手が魔王の配下でも、その作戦は良心が咎めるというか……。
52: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:14:55.56 ID:tJf5meLV0
―――砦内
良心は生存本能には勝てませんでした。
53: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:15:45.20 ID:tJf5meLV0
ちひろ「みなさん、物音は立てないでくださいね。こっそりと、抜き足差し足忍び足、ですよ」
未央「……やってること、まるで盗賊だよね」
54: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:16:48.89 ID:tJf5meLV0
ですが、ふと気になったことがあるので、私はちひろさんに話しかけました。
卯月「でもちひろさん、魔王の配下のいる場所、分かるんですか?」
55: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:17:48.80 ID:tJf5meLV0
そんなおそらく見当違いなことを考えていると―――
56: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:20:04.02 ID:tJf5meLV0
気のせいでしょうか……?
試しに目を閉じて、耳を澄ませてみます。
57: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:23:49.06 ID:tJf5meLV0
声を追って辿り着いた先は……牢屋。
そして、その中に居たのは―――
58:名無しNIPPER[sage]
2017/05/18(木) 03:29:26.40 ID:psgYttS+O
中ボスがチョロそう…
チュートリアル並みにあっさり倒せそう…
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