42: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 01:50:58.39 ID:tJf5meLV0
卯月「……そうかもしれません」
ありす「私は一回魔法使ったら、お荷物ですし……」
43: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 01:51:34.12 ID:tJf5meLV0
卯月「ありすちゃん、これからは未央ちゃんの負担を減らすために、私たちももっと前に出て戦おう?」
ありす「はい、分かりました。魔法を使えなくなっても、杖でえいっと叩くくらいはやってみせます」
44: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 01:52:29.79 ID:tJf5meLV0
―――翌日
未央「んー、ぐっすり寝たーっ!」
45: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 01:52:57.61 ID:tJf5meLV0
卯月「未央ちゃん。私たち昨日、この村で魔王に関する情報を集めたんだ」
未央「え、しまむーたちだけで?」
46: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 01:53:33.94 ID:tJf5meLV0
もちろん、今のはこれまでの戦闘へのお礼だったんですが……それを言うのは、私もありすちゃんも、ちょっぴり照れくさくて。
ちひろ「いいじゃないですか、未央ちゃん。感謝の言葉は、ありがたく受け取っておくものですよ」
47: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 01:54:06.93 ID:tJf5meLV0
卯月「ふふっ」
2人のやりとりを見ていたら、なんだかおかしくなっちゃいました。
48: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:06:43.27 ID:tJf5meLV0
―――砦
フタツメノ村近くの砦。その、ある一室において。
49: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:11:04.26 ID:tJf5meLV0
―――砦前
私たちはフタツメノ村を出て、話に聞いた砦へとやって来ました。
50: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:11:51.04 ID:tJf5meLV0
卯月「ちひろさん、何か考えがあるんですか?」
私が訊ねると、ちひろさんは妖精らしい素敵な笑顔で―――
51: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:13:17.52 ID:tJf5meLV0
卯月「ち、ちひろさん、それは流石に……」
いくら相手が魔王の配下でも、その作戦は良心が咎めるというか……。
52: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/18(木) 02:14:55.56 ID:tJf5meLV0
―――砦内
良心は生存本能には勝てませんでした。
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