島村卯月「シンデレラクエスト」
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148: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/25(火) 02:09:19.32 ID:nUNiDjhh0


晴のツッコミを意に介さず、ありすは杖を掲げ、転移の呪文を唱える。


ありす「テレポ――」

千枝「あーんっ」

ありす「むぐっ!?」


突如現れた千枝が、今まさに呪文を唱えていたありすの口に何かを押し入れた。

瞬間、ありすの口の中に広がったのは、つぶつぶ食感。そして。ありすの味覚にクリティカルヒットする、甘味と酸味のほどよいバランス。

そう、それはまさに!


ありす「イチゴだぁ……!」


そのこの世で最も美味である(と、ありすが個人的に信じる)禁断の果実に、ありすは脳みそまでとろけきった。




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