80: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 00:55:33.95 ID:6an8YmUi0
──────────────────────
──────────────
──────
午後からも少し編み進めた後、彼女もさすがに疲れてきたらしく、休憩することにした。
ガヴリールはノートパソコンをいじっていて、私はテレビゲームをやらせてもらっていた。
『悪魔の街に火を放て!』
その文句から始まるのは、世界を侵食する悪魔の街の増殖を、放火によって食い止めるゲームだ。
”武器はなんでもいい
ライター、火炎瓶、ダイナマイト、それにタバコ
ただし、君も悪魔の街の住人だ
全てを燃やし尽くしてはいけない
なぜなら、自分の居場所を失ってしまうから”
悪魔の私が操作するのも、なんというかきまりの悪い感じだが……。
単なる遊びということで、私は黒き炎の神の僕たる悪魔として、街に火をつけて回ることにした。
255Res/196.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20