73: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 00:51:04.25 ID:6an8YmUi0
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お昼はガヴリールが買い置きしていたカップ麺を頂いた。
私は醤油ラーメンで、ガヴリールはきつねうどん。
毛糸玉が汚れないようにベッドの上に道具をよけて、テレビを流しながら二人で食事をする。
「ああー、なんか目が変になってる気がする」
「私の手つきが鮮やかすぎたか?」
「いや、つい蝋燭の炎を見ちゃってて」
「あー、わかる」
ガヴリールが作業中に私の足の間を陣取るので、私はその間、特に何もできない。
彼女の手の中で秩序が構築されていくのを見守るのも退屈しないし、なんとなく落ち着くので好きだったが、
今日はぼんやりと揺れる火を見ていることも多かった。
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