サターニャ「サタニキア百科事典」
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180: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 01:52:38.12 ID:6an8YmUi0



「おい、サターニャ、起きろ」


肩を持って揺さぶられる感覚で急に目が覚めてきた。

ガヴリールの声がする。

私は一体どこで寝ていたのだろうか。

ゆっくりと目を開くと、彼女の必至な形相が目の前にあった。

しかし、それ以上に異質だったのが、彼女が何も身に着けていなかったことだった。

局部を隠す聖なる光とやらのせいで非常に眩しい。

これは、間違いなく夢だな……。

夢の中で目を覚ますとは、私は懐疑論にでも目覚めたのだろうか。

私がサタニキアという悪魔だったのも、蝶の見ている夢だったのかもしれない。

まあ、割といい夢だったかな……。





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