324:名無しNIPPER[sage saga]
2018/06/03(日) 00:39:18.35 ID:3nzdJVvfO
ルーツィア「……。あのさ、もしかして本当に“そう”なの?」
おっさん「その様子じゃうちが最初じゃないんだろう? 少なくともこの辺はどの店も同じだと思うよ」
ルーツィア「…………わかった。それじゃどうも、お邪魔さま」ノソ
おっさん「あ、ちょっと待て! 折角だから軽食くらいサービスするぞ?」ガタッ
ルーツィア「いい。べつに恨まないから、他で稼いだ給料で食いに来るよ」
おっさん「いやいや待ちなさい!」
ルーツィア「…何? ガキの駄賃じゃこっちもお断りだよ、切実なんだ #」ジト
おっさん「いや…うん、そこは力になれなくて悪いが。それなら“鉱山”に行くといいぞ」
ルーツィア「……」
おっさん「市街からは随分離れるが、今は鉄鋼輸出が一番景気いい。人手も追っ付いてないって噂だ」
ルーツィア「鉱夫が稼げるのは知ってるし、ぶっちゃけその方が家も近いよ。けど女〈わたし〉にする話じゃないぜそれ」
おっさん「だがお前さん、ウィッチだろ?」
ルーツィア「!」
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