裕子「全世代女子高生麻雀チャンピオンシップ!」良子「一回戦第七・八戦です」
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193:omochi ◆/Pbzx9FKd2[saga]
2017/05/10(水) 20:03:25.46 ID:M84081IS0

 ザワザワザワ・・・  ガヤガヤガヤガヤ・・・・


 絹恵「さっすが善野監督…! 安定感がバツグンや!」

 由子「この調子で打っていけば監督の準決勝進出は間違いないのよー」

 洋榎「テンパイが早いな… 半分くらいの局で善野監督が一番早くテンパイしとるわ」

 漫「監督も末原先輩も超速攻型ですよね… どっちがより速いんですかね?」

 恭子「へ…? …単純なスピードだけなら、うちの方が速いかもしれんけど… 監督とうちの速攻はちょとタイプが違うんやで、漫ちゃん」

 漫「タイプ?」

 恭子「善野監督はうちと違うて鳴きをそこまで多く入れんのや… きっちりメンゼンで早く仕上げることも多い」

 恭子「うちも姫松に入学してしばらくは監督流の速攻を志しとったんやけどな、もっと現代風の加速を身につけた方がいいってアドバイスされて、今の鳴き重視の打ち方になっていったんや」

 絹恵「でも…監督ってメンゼンで仕上げても、リーチをかけることが殆どないですよね」

 恭子「そやね。 監督はリーチに頼らない手役重視の速攻やからな…」

 恭子「その分打点は低くなるけど、いつでも守備に回れるし、待ちを変えて狙いを絞ることもできるっちゅう長所もある」

 恭子「打撃力はそこまで高くないけど狙い澄ますような攻撃でプレッシャーを与え、スピードで相手の攻撃を殺し、守備にも隙を見せない… それが善野監督流の速攻なわけやな!」


自分の師の強さの秘密を、少し自慢げに話す恭子・・・

しかし、この直後、恭子は善野の信じられない行動に目を丸くすることになるのだった・・・



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