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2017/05/04(木) 15:44:22.52 ID:FqZqfZI4o
〜〜〜〜〜〜校舎内
キーボ「………」
最原(あれからキーボくんはずっと黙ったままだ……)
最原(キミには、もっと人間の…尊い感情を学んでほしかったけれど…)
最原(…もう、叶わないのかもな…)
白銀「あれ?キーボくん、そんなゴミ抱えてどうしたの?」
キーボ「…こんにちは、白銀さん。実は最近分別を学習しまして」
白銀「あはは。地味に律儀だね……でも、大きなゴミは細かく砕いて捨てた方がいいと思うよ」
キーボ「………」
白銀「それとも……それ、庇うつもりじゃないよね?」
最原(…そうか…そうだよね…今の僕と関わって良いことなんて…)
最原(……それなら…)
最原「…ねえ。運ぶなら早くしてくれないかな?」
キーボ「は?」
最原「僕がキミに頼んだんでしょ?憶えてないの?それとも、ハードディスクが故障したのかな」
キーボ「………」ブンッ
最原「ぐっ……」ドサッ
ガスッ!
最原「げぅっ!」
キーボ「そのゴミ処理ですが、代わりにお願いしてもいいですか?…ボクは今学んだ不快感をどうにかしたいので」
白銀「うんうん、任せてよ。こう見えても私、力仕事も地味に得意だからさ」
最原(…行ったか。キーボくん…たとえキミが望んでなくても、肩を貸してくれて嬉しかった…)
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