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2017/05/04(木) 15:37:53.46 ID:FqZqfZI4o
〜〜〜〜〜〜裏庭
最原(こんな時間にここをうろつく人はいなさそうだし……しばらくはここで時間を潰そうかな)
茶柱「程よく薄暗く涼しい…この場所ならお昼寝にぴったりなのでは?さぁ夢野さん!転子の膝に!さぁ!」
夢野「んあー……お主のせいで静けさが足りんわい。それに…」
茶柱「え?……チッ、よりによってアレがいるとは…この転子、一生の不覚です」
最原(そ…そんな馬鹿な……何だか不自然に色んな人に出くわすぞ…)
夢野「まさしくじゃな。もはや昼寝という気分ですら無くなってきたわ…」
茶柱「申し訳ありません夢野さん!代わりに転子の膝ならいくらでも使って良いですから!」
夢野「何も変わっておらんではないか!」
最原(東条さんや天海くんの時は話そうとしても逆効果だったし……今のうちに黙って立ち去るのが一番いいのかな)
茶柱「待ちなさい。まさか転子はおろか夢野さんの気分を害してこのまま黙ってどこかに行けるとでも?」
最原「…え?」
最原(め…目が据わってる。今までに見たことが無い顔だ……)
茶柱「夢野さん…お詫びにと言っては何ですが、今からこの男死を可能な限り痛めつけるので、どうぞお楽しみください!」
最原「はっ!?」
夢野「面白そうじゃが……確かお主のネオ合気道は『人を傷つけない』が信条ではなかったかの?」
茶柱「心配はご無用です。これは人でなく獣かそれ以下ですし」
夢野「それもそうじゃな、では行けい転子よ!」
最原「ちょ、ちょっと待ってよ…!」
茶柱「安心してください。殺しはしませんよ、残念けど」
茶柱「ですがネオ合気道は活殺自在。その直前までは行ってもらいますよ」
最原「待っ……!」
メキメキメキメキッ!!
最原「がぁぁぁぁぁぁっ!!」
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