【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】
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609: ◆s7SoEUcWQ.[saga]
2017/06/22(木) 22:57:37.48 ID:Xtsfb8p3O
カナタ「一緒に寝よう」

ブースターは顔を屈めた。

カナタ「ブースター、そんなに嬉しいのか?」

ブースター「嬉しくないわけないじゃないですか。だって……もう私は」

ブースターは心底喜んでいる。ベッドに飛び乗ってきた。

カナタ「ブースター」

ブースター「早く着替えて寝ましょう」口で私の服のボタンを外し始めた。器用なものである。

カナタ「ブースター、そんなことしなくていいからベッドを温めておいてくれ。君のぬくもりで寝たいんだ」

言われて布団へ勢いよく潜り込んだ。

布団から顔だけ出す。ブースターはニヤけが止まらないようだ。

顔、顔。と言われて慌てて顔を真面目に戻したが既にふやけきっているようなものだ。

パジャマに着替えて私は布団に入った。

ブースター「カナタさん、あの、その」

カナタ「寝るだけだぞ」

ブースター「え」

カナタ「『だけ』だぞ」

ブースターは明らかな不満顔をした。

ブースター「でも」

カナタ「本番は恋人になってから、ね」

ブースター「……人間って、告白は男の人からするもんじゃないんですか?ずるいですよ」

カナタ「それは人間同士の話でしょ?人間とブイズには通用しないよ。私はね、ブースターの口から聞きたいんだ」

ブースター「……私から言ったら、本番してくれますか?」

カナタ「どういうことをするって?」すっとぼける。

ブースター「…………いじわる」ぺち、と頬を肉球で叩いた。口を尖らせる。

ブースターの背をほんの少しだけ乱暴に撫でた。んん、と不満そうな声を漏らしたが、されるがままに撫でられてブースターは嬉し気にため息をついた。

抱き寄せる。ブースターは私の胸に聞こえないくらいの小声で何かを呟いていた。

告白の練習か、はたまた求愛か。

今ははっきりと言う勇気がないだろう。だが、もし彼女が自分の口から気持ちを伝えられる時が来るなら……

その時はきちんとその気持ちを受け止めなければならない。

おやすみ、そうブースターに声をかけて瞼を閉じた。


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