【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】
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424: ◆s7SoEUcWQ.[saga]
2017/05/28(日) 01:05:42.83 ID:UDjHLZk1O
※追加イベント


しばらくブースターを撫でていたが、ある疑問が浮かんできた。

以前から気になっていたことだが、聞いておいた方がいいだろう

カナタ「ねえブースター」

ブースター「……なんでしょう」落ち着いている。聞くべきか一瞬迷う。

カナタ「君の前のトレーナーの事なんだけどさ、前のトレーナーから……その」言いにくいことだ「性的な虐待も受けてたのかな」

ブースター「それは」

カナタ「辛かったら言わなくてもいいよ」

ブースター「大丈夫です。……受けてました。あの人は、カナタさんと違って思うようにいかないとすぐ殴る蹴るしてくる人でしたし、そういう欲求も私にぶつけてきました」

少し目が潤んだような気がする

カナタ「ごめん、辛いこと思い出させちゃって」

ブースター「いえ、辛くて泣きだしたんじゃないです」言葉を切った「嬉しいんですよ」

カナタ「嬉しい?」

ブースター「はい。カナタさんに見つけてもらわれなかったら今でも虐待されてたか、ポケモンセンターにいるか、野生に放り出されてたんですよ、私は」

ブースター「そう考えるといい人に会えてよかったって」

カナタ「野生の方が良かったりしない?」

ブースター「とんでもないです!野生だと、毎日バトルしなくちゃいけないですし、そうなったら私は食べ物の取り合いに負けて飢えていたでしょうし……」

ブースター「それに」顔を私の胸にうずめた

ブースター「こんなにも安心できるぬくもり、以前なら絶対手に入りませんでしたから」

カナタ「ブースター……」

ブースター「カナタさん、生まれてきてくれてありがとうございます。私と出会ってくれてありがとうございます」

ブースター「こんなに優しくしてくれてありがとうございます」

ブースター「できるならずっとこうしていたいです。時が止まればいいのに」

止まったらみんな起きてこなくなっちゃうよ、とおどけた。

ブースターは笑って何度か頷いた。

ブースター「そうでしょう、そうでしょう。でも、ずっと離れたくないって思っちゃうんですよね。凄いエゴです」

ブースター「こう考えるブーは、悪い子ですか」

カナタ「いや?恋する乙女みたいで可愛いと思うよ」

もう、と言いつつブースターは体をすりつける。やがて満足したのか背中を向ける。

ブースターは仲間内でもよくどもったり、声がたどたどしくなったりする。

そう考えると、以前よりしっかり本音が聞けるようになった今、私は彼女の心の拠り所になれたのかもしれない。

そんなことを考えているとブースターから規則的な寝息が聞こえてきた。私は起こさないよう一度だけ撫でると瞼を閉じた。


↓1 コンマ1桁×3
ブースターの好感度上昇


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