西住みほ「シン・ボコラ 〜 君の名は進撃のボコ。」
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114:名無しNIPPER[saga]
2017/05/23(火) 22:27:56.31 ID:342I8/pr0
【茨城県 冷泉久子宅付近 バス停までの道】

ボコ 「婆ちゃんいないからようやく素のオイラに戻れるぜ」

ボコ (あの日、全国大会の決勝戦以降、オイラはあんこうチームの前でだけは素のオイラで話してる。みほとの入れ替わりもこいつらだけには打ち明けた。みほにもそのことは伝えている)

ボコ 「どうした、皆?」

優花里 「ボコ殿に聞きたいことがあります」

ボコ 「何だよ、改まって」

優花里 「ボコ殿は人を食べたことはありますか?」

ボコ 「無い」

華 「本当ですね?」

ボコ 「ねぇよ」

ボコ 「こうしてお前らとつるんで楽しい思いしてるのに人間喰ったら寝覚めが悪いだろ」

華 「それを聞いて少しホッとしましたが新たな問題が……」

優花里 「自分は西住殿を信じます」

優花里 「誰よりも心優しい西住殿があんなおぞましいことをする筈がありません」

華 「だとしたらテレビに映っていたのは……」

優花里 「それは……きっとボコのそっくりさんです!」

沙織 「いるのかな? そっくりさん」

優花里 「踏み込んだ話になりますが、ボコ殿には生き別れの親兄弟はいないのですか?」

ボコ 「分かんねえ」

ボコ 「そもそもどこで生れたかとんと見当がつかねえ。何でも薄暗い海の底でガォーガォー泣いていた事だけは記憶している」

優花里 「すみません……」

ボコ 「どうして謝るんだ?」

麻子 「ボコにとって親の顔を知らないのは当たり前のことなんだろう。十数年から二十数年親に養って貰う人間の方が生物としては特殊だ」

麻子 「それとプラウダに居たのはボコじゃない可能性は十分ある」


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