142:名無しNIPPER[Saga]
2017/09/14(木) 01:44:22.37 ID:ZKa33webO
私の中には得体の知れない力が宿っている
そのせいでイジメを受けたり、周りの輪から外れたり
一時期不登校にすらなった
それでも良い思い出が一つだけある
「あの人も変わってないといいなぁ」
私が唯一、心から信頼できた人
私に勇気をくれた人
「ま、会えるか分からないけど......ね」
そして初恋の人
「............男さん」
彼女は恋い焦がれた男性の名前をポツリと呟く
すると後ろの木から普段では聴こえない音が聴こえ、振り向くと
「にゃー! にゃぁにゃぁ!?」
「............え?」
真っ白な髪の美少女が、足元にいる黒猫に、にゃあにゃあ喋っている何ともめずらしい光景を目撃した
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