ヨウ「リーリエ・・・!?」アニポケリーリエ「・・・どなた様でしょうか?」
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233:やまおとこのダイチ ◆hpfVx8RTHY
2017/04/28(金) 00:52:07.19 ID:2rq1lS+J0
アニポケククイ(やっぱり、そうか……。まさかとは思ったが…。 …嫌な予感が変な方向に当たっちまった…。
 ……UBに破壊されたものが修復された現象は、………UBが…原因では無かった………。

 …恐らくあれをやったのは…、いやUBのデータ記録を消したのも…、あのアローラの伝説ポケモンだ…。
 さっきの奴の言葉から推察するに、そもそもヨウをこの世界に呼び込んだのが、奴の仕業だった…。

 その目的は…何かしらの理由か、単純に力が及ばなかったのかはわからんが、
 この世界に侵略して来た、あの色違いUBの群れから、アローラを自分の代わりに守ってもらうため…。

 …そして…、「痕を消す」…。 修復現象とデータのデリート…、みんなの記憶が失われたこの状況…。
 歴史の修正力ならぬ、…時空の修正力…とでも呼べばいいのか……。
 …どうやら別時空の存在が、記録に残ってしまうことは、奴にとって何か不都合があるらしい。
 この場合…、別時空の存在というはUBだけじゃない。ヨウ達に関する記憶もだ…。
 元々、奴はUB…というよりも、別時空の存在が起こした戦闘の痕跡を…隠滅していたんだ……。

 …伝説ポケモンなりに深い理由があったのかもしれんが…、これはいささか勝手すぎやしないかね…!?
 ………………………………。
 ……………おそらく………、このタイミングで現れたということは…、
 ヨウ達側の記憶に関しては、ヤツは干渉できないか、するつもりはないのだと思われる……。
 …なら、別れ際に言っておいて正解だったの、かな…。 …ヨウ、俺は…君にこう言ったよな………?)

アニポケククイ「“忘れないでくれ…!”」


その言葉を呟いた次の瞬間、ククイ博士は今まで自分が何を考えていたのかを忘却していた。
それから、サトシ達となぜ自分たちがここにいるのか、
何故、二日前からの記憶が不明瞭になっているのかに関して話し合ったが、その答えに至る者はいなかった。
この世界に、ヨウやレッドの名を知る者は誰もいなくなった。





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