22:名無しNIPPER[sage]
2017/05/01(月) 22:17:30.17 ID:IqbR0kPV0
ありす「……飛鳥さん、もしかしてこうなるのを予想してたんですか?」
飛鳥「まぁね。ここまで綺麗にオチが着くとは思わなかったが」
P「落ち着かないだけに? あ、すみません……」
ありす「文香さんも気にしなくていいんですよ? だからそんなに落ち込まなくても……」
文香「…………」
飛鳥「いや、どちらかと言えば多方面からの恥ずかしさがせめぎ合って声にならない、んじゃないか?」
文香「……うぅ、お役に立てなかったばかりか、その……」
P「あー、普通の反応だと思うぞ? いきなり男の頭を胸に抱いて平常心でいられる方がおかしいって」チラッ
飛鳥「で、どうしてそこでボクの方を見るんだい」
P「だって、なあ?」
飛鳥「……ボクだって、平常心と呼べるほど穏やかでいたつもりはないのに」 ボソッ
ありす「……えっと、私の時はどうでしたか?」
P「ありすの時は一瞬過ぎてなあ。よく覚えてないけどまあありすは」
ありす「私だけ子供扱いするのは無しですよ?」
P「…………。そろそろお時間も遅くなって参りましたので、速やかに俺を寝かしつけて頂けますでしょうか」
飛鳥「……誰に?」
P「え?」
飛鳥「誰にその役を頼みたいか、さ。今はまだ文香さんを除外するとして、ボクかありすのどちらを選ぶのかを聞いているんだよ」
文香「お力になれず……すみません」
ありす「……本当に気にしないでくださいね、文香さん。私もそこまで平常心でいられたかは自信ありませんし」
飛鳥「しかしありすの時はの○太君もかくやという早さで眠っていたな……試行回数が足りていないから、何が条件なのかは断定出来ないが」
P「あんまりドキドキされると俺も落ち着いて眠れない、ってのは確かだな」
飛鳥「P、あまり追い討ちをかけないでやってくれ。火事になっても知らないぞ」
文香「…………」カァァッ
P「あー、すまん。ついな、つい」
ありす「つい、じゃないです! もう……それでどうするんですか? 私なら構いませんけど」
飛鳥「右に同じ、いや……どうもボクだけ軽く見られてる気がしてならないのが癪だが……時間も押しているし今は我慢しよう」
P「嫌なら別に名乗りを上げなくていいんだぞ飛鳥?」
飛鳥「何か言ったかい?」
P「あ、いえ、はい。……うーん」
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