97:名無しNIPPER[saga]
2017/05/28(日) 06:17:12.63 ID:BBmYIb/t0
「だから、ね。本当にしっかりして欲しい……というか、何というか……」
「ふふっ、大変ですね、凛ちゃんも」
切れの悪い凛ちゃんの言葉に、私はそう言って返しました。
心の奥底では嫉妬の炎が燃え上がっている事を悟られない様に、努めて笑顔のままで。
「もし、プロデューサーが何か迷惑を掛ける様なら……私に言ってね。私からきつく言っておくからさ」
『凛ちゃんはプロデューサーさんの保護者か何かなんだろうか』と、思えてしまうその言葉。
私はそれに対して何かを言う訳でも無く、ただ頷いて答えるのでした。
そして、それから数分が経った後、未央ちゃんを引き連れた凛ちゃんのプロデューサーさんが戻ってきた所で、レッスンは再開されました。
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