穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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556:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 20:13:48.25 ID:Kj+TuvBHO

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立体駐車場、5階フロア。


安っぽい塗装のされた金属の破片と羽毛の混じった血肉が、コンクリートの床中に散らばっていた。

そこで無傷で佇むのは、メンバー随一のベテランたる西と、前回は子供のねぎ星人を一方的に殺戮しただけの稲森。


西「ンでお前、何で俺に付いて来てンの」

稲森「まァ、そー言うなッて。一人よりか効率いいだろ?
足引ッ張ッたりしないからさ」


同じ階層に西を見つけるや否や、稲森は常に彼の後に付いていた。

分かりやすい生存戦略である。


稲森「てかさ、さッきのアレどーやッたのか教えてよ。姿消すヤツ」

西「教える義理とかねーし…つーか今、1匹獲物横取りしたよな?」


カチャリ、と長柄の銃の先を稲森に向ける西。

稲森は作り笑いを浮かべ、「いやいや」と反論する。


稲森「今の奴、例の見えないビーム出そうとしてたじゃん。
助けるつもりだッたンだッて」

西「余計なマネすンな。助けとか俺には要らねー」


攻撃の予備動作には気づいており、助けが要らないのは事実であるが、西としても稲森を遠ざける気はさして無かった。

戦力としてはおこぼれに与るだけの無能だが、敵の数が多い今回のミッションにおいて囮は居るに越した事はない。


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