穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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542:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 20:03:57.17 ID:Kj+TuvBHO

海未「私はともかく……初めての人達が孤立していたら大変ですね」


特に注意すべきは老婆とその孫だ。

部屋で支給された戦闘服を着せ、また老婆には銃を持たせたとはいえ、実際に戦えるとは思えない。

あの青年達は------まだ大丈夫だろう。
見るからに修羅場を経験していそうな集団だった。

そもそもゾクとは何なのか。


海未「そういえば、あの服がないとディスプレイも使えません…」


『ねぎ星人』の時は、あれで大まかな標的の位置を確認できた。

今の彼女には防御手段に加え、索敵手段も無いのだ。

転送直後に仲間の名を叫んだのは、本当に失敗だった。

物音を立てぬよう、神経を張り詰めさせて移動する。


海未「ん……?」


キョォォォォォッ!


ふと、何処からともなく甲高い音が聞こえてきた。

周りの車両を見ても、特に音を発していそうなものは無い。
そもそも、どれもエンジンはかかっていないようだった。

上のフロアから、だろうか。

訝しむ海未の耳に、続いてバシュッ!という音が届く。


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