穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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505:名無しNIPPER[saga]
2017/06/01(木) 01:36:57.27 ID:v9c9KvYeO

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「おい氷川、女釣れたから飯だぞーッて、まだやッてンのか」


派手な装飾の施されたホストクラブ風の広間。
それを見下ろす二階部分へ、黒い縮れ毛を伸ばしたラテン系の男が叫ぶ。

そこの豪奢なソファで何事か作業をしていた青白い髪の美男子が手を止めた。
氷川と呼ばれた彼の前に置かれたテーブルには、頭を切り開かれ絶命している犬が横たえられている。


氷川「先食ッてろ」

「ッたく。よく飽きねェなそンなの」

氷川「『ハンター』を根絶やしにする手掛かりがあッかもしれない。
手を抜く理由はねーだろ」


犬の血肉に汚れた氷川の手は、百円玉サイズの機械部品のような物を保持している。


「しッかし運が良かッたな。『転送』直前に確保できるとは」

氷川「結構前に試した事はあッたが、そン時は抵抗されて失敗したしな。
ジーンズの連中が襲ッてこなけりゃ、多少は上手くいッてたかもしれねーけど」

「ンで、結局わかッたのか?それが何なのか」


氷川がラテン系の男にソレを投げる。


氷川「発信機兼、爆弾ッてとこだな。
こッから俺らの五感を刺激する信号も出てるし、逃げようとしたハンターのアタマを吹ッ飛ばすのもコレらしい」


「ふーン」とその機械を眺めていた男だったが、やがて興味を無くしたように氷川へ投げ返した。


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