穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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455:名無しNIPPER[saga]
2017/05/14(日) 22:02:12.72 ID:xDrFGm6uO


西「何ッて、採点だよ採点。
ガンツが今回のミッションの点数を発表してんだ」

穂乃果「ミッション?」


この少年が今の状況の事情を知っているのは明白だった。

全員の視線が彼に向けられる。


西「最初に指示されたろ、星人をやっつけろッてさ。
そーゆーゲームなンだよ、コレ。
倒したらその分点数が貰える。何もしなけりゃ0点」

北条「お前…こんなミッションに何回も参加してんのか?
点数、結構貯まッてたろ」

西「ん?ああ、何回もやッてる
……もう1年くらいか?」


やはり彼は、全ての事情を知っていた。
だとしたら、今一番問わねばならない事はこれだ。


穂乃果「な……なんで最初から、本当の事を言ってくれなかったの?」


全員の疑問を、穂乃果が代弁した。

しっかりと説明が行われていれば、あそこまでの惨劇が起こる事もなかっただろう。


海未「そうです。こんな危険なミッションの事を、何故テレビの企画だと偽ったのですか?」


海未が続ける。

西が、フンと鼻で笑った。


西「どーせ馬鹿共に何言ッても無駄だろ?
そンならテキトーな理由つけて囮にでもした方が使えるじゃねーか。
お前ら見てねーか?帰ろうとした奴が頭吹っ飛ばされンの。無駄死にさせるよりは活用しなきゃな」


そんな台詞が、微塵の罪悪感も滲ませずに発せられた。


穂乃果「なッ---!」

海未「貴方は…なんて事を!」

北条「お前ッ…!」

稲森「テメッ、舐めてンのか!!」


訳も分からず危険な殺し合いに送り込まれた側からすれば、たまったものでは無かった。

非難の視線を無視し、西はただ一人得点した初心者、海未に近づく。


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