穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/05/14(日) 22:02:12.72 ID:xDrFGm6uO
西「何ッて、採点だよ採点。
ガンツが今回のミッションの点数を発表してんだ」
穂乃果「ミッション?」
この少年が今の状況の事情を知っているのは明白だった。
全員の視線が彼に向けられる。
西「最初に指示されたろ、星人をやっつけろッてさ。
そーゆーゲームなンだよ、コレ。
倒したらその分点数が貰える。何もしなけりゃ0点」
北条「お前…こんなミッションに何回も参加してんのか?
点数、結構貯まッてたろ」
西「ん?ああ、何回もやッてる
……もう1年くらいか?」
やはり彼は、全ての事情を知っていた。
だとしたら、今一番問わねばならない事はこれだ。
穂乃果「な……なんで最初から、本当の事を言ってくれなかったの?」
全員の疑問を、穂乃果が代弁した。
しっかりと説明が行われていれば、あそこまでの惨劇が起こる事もなかっただろう。
海未「そうです。こんな危険なミッションの事を、何故テレビの企画だと偽ったのですか?」
海未が続ける。
西が、フンと鼻で笑った。
西「どーせ馬鹿共に何言ッても無駄だろ?
そンならテキトーな理由つけて囮にでもした方が使えるじゃねーか。
お前ら見てねーか?帰ろうとした奴が頭吹っ飛ばされンの。無駄死にさせるよりは活用しなきゃな」
そんな台詞が、微塵の罪悪感も滲ませずに発せられた。
穂乃果「なッ---!」
海未「貴方は…なんて事を!」
北条「お前ッ…!」
稲森「テメッ、舐めてンのか!!」
訳も分からず危険な殺し合いに送り込まれた側からすれば、たまったものでは無かった。
非難の視線を無視し、西はただ一人得点した初心者、海未に近づく。
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