穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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446:名無しNIPPER[saga]
2017/05/14(日) 21:49:22.38 ID:xDrFGm6uO

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穂乃果「はッ、はッ、はッ------」


自分に出せる限界の速度で走る穂乃果の後方から、エプロン姿の怪物が迫る。


『オオォォォッ!!』


憤怒と悲嘆の入り混じった咆哮を聞くのも何回目だろうか。


穂乃果「死なないッ……、生きてッ、帰るんだ!」


単なるスピード勝負で勝てるとは思っていない。
そもそも、ある程度距離を詰められると先程の大人達の様に跳躍で抜かれ、終わりだ。

故に彼女は、入り組んだ路地裏を何度も曲がって進み、その度に部屋の銃で牽制を行なっていた。


ギョーンッ、ギョーンッ、ギョーンッ------ブブッ…


エネルギー切れを示すサウンドが鳴る。
連射するとすぐこれだ。

命中の確認もせず、次の曲がり角を探し、そこに飛び込む。


だが。



穂乃果「行き……止まり…」


ついに、ハズレを引いた。

振り返る穂乃果の視界に、ちょうど緑色の体躯が写り込んだ。
こちらを脅す様に、鋭い爪をカチカチと鳴らしてくる。

ねぎ星人は穂乃果に逃げ場が無い事を理解すると、緑色の顔を歪め、笑みの様な表情を作った。


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