80:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:50:38.72 ID:WOJJWRsc0
「お前...なに、考えてんだよ...」
呆然と、まるで信じられない光景を直視した満は、徐々に自分の体が
白く白くなっていくことを感じていた。
「ごめん!」
主を庇うギガゼールに背を向けたインペラーは、徐々に自分の身体が
インペラーから何もない空白のブランク体へと戻っていくのを感じた。
「Sword vent!」
手甲型のバイザーにソードベントのカードをベントインする。
「うおおおおおおおおおお!!」
大刀を一本失ったアビスラッシャーめがけて満は刀を投げる。
その刀は、あまりにも脆く目眩ましにもならない攻撃だった。
だが、それだけで充分だった。
五月蠅そうに残りの大刀で棒切れを払いのけたアビスラッシャーは
その瞬間、自分のがら空きになった右側に組み付いてきた満の持つ
カードへと一瞬で吸い込まれてしまった。
後悔する間も無く、ただ一瞬の隙を突かれて...
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