42:名無しNIPPER[saga]
2017/04/21(金) 23:10:20.90 ID:sWR3KwzDO
金田一「(あの生徒手帳はエミリちゃんのだった…でも彼女は盗み出された生徒手帳だと言っている…)
金田一「(一体どうなってるんだ…?)
むにっ
金田一「……この胸は…
金田一「朱鷺田先生ですね…
朱鷺田「あら、金田一くん。前方不注意には気をつけなさい♡
…って言っても、今のキミは気が滅入っていても仕方ないか……心中お察しするわ。
金田一「ありがと、朱鷺田先生……あのさ、実は……
朱鷺田「ふむふむ…焦げてた生徒手帳が現場に、ね……
金田一「うちの部の美浦エミリさんが持ち主だっていうんだけど、彼女はその時いなかったって。
朱鷺田「…金田一くん、おかしいと思わないかしら。この生徒手帳。
金田一「おかしいって…先生も気付きましたか?
朱鷺田「ええ。燃えたにしては異様な燃え方よ。こういう物が燃え広がる時には普通燃えた部分を起点にしてそのまま広がるって感じでしょう?
でもこれは…写真の顔の周辺部分だけが綺麗に焦げてる。これは人為的に燃やされたものよ。
金田一「たぶん、オレの家が燃やされるより前に、この手帳は用意されてたんだと思います。(にしても朱鷺田先生は冴えてるなあ〜。授業も分かりやすいし頭いいんだよなこの人は)
朱鷺田「色々大変でしょうが、頑張りなさい。あの名探偵の孫の貴方ならきっと犯人を突き止められるわ。
金田一「アリガト朱鷺田センセ!そんじゃ!
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